HP委員会新企画「京都探訪」第2回〜福知山市〜
HP委員会の新企画をはじめました。
京都各地を訪ね、その地域を紹介しながら、
そこで活躍されている行政相談委員のお話を聞くと いう企画です。
今回は、宇治市に次いで第2回目として、福知山市三和町大原神社を訪ねました。三和町の行政相談委員は、大原神社の宮司を務めておられる
林 秀俊委員です。
拝殿前の石段で、全員の記念撮影
本殿で、林 秀俊宮司の神社紹介講話
大原神社は石段の上
訪問日: 平成23年10月28日(金)
訪問者: 京都評価事務所 角田所長
京都地相協 山本会長
山口事務局長
HP委員 瀬田、麻田、松石、辻
岩城、村内各委員
コース: 車4台に分乗して、京都縦貫道を
丹波へ。11:30分、三和荘に到着。昼食。
午後1時、大原神社に到着
本殿と拝殿の側面(一体化した珍しい建築)
三和町は、京都縦貫道「丹波」ICから国道9号で約30分。いかにも山の町らしく、道中には、丹波栗や黒豆の看板、鈴なりの実をつけた柿の木々。 それでも、京都市内「沓掛」ICから1時間余り。意外と近い感じがしました。
三和町
三和町は、平成18年に福知山市、天田郡夜久野町、加佐郡大江町と合併し、福知山市三和町となりました。
人口は4477人
三和町大原は、三和町の中心地からさらに北東へ約10km。清流「川合川」沿いに開けた山の町。その中心に鎮座した大原神社。
川合川は、小じんまりした清流だった
天一位大原神社
大原神社の参道の石段を上がると、いきなり威風堂々とした拝殿が目に飛び込んできます。
拝殿の唐破風に施された龍の彫刻は、見る人を圧倒します。
創建は、社史によれば、仁寿2年(852年)とのこと。建物は、現在京都府指定文化財に指定されています。
神社名の頭に付けられた「天一位」の名称が珍しくて、林宮司にお訊ねしました。
天一位は、都の戌亥の方角(北西)に位置することを表したとのこと。
珍しい産屋が今も残っています
珍しい、今も残されている産屋
大原神社は、女神三神を祀られ、特に安産の神様として古来より崇敬されてきました。
江戸時代には、近隣の大名だけでなく、遠方の諸大名や公家も安産祈願に参拝されたとの記録がのこされています。
安産に関係して、現在日本でこの大原神社だけに残っている産屋が、川合川のほとりにあって、医学生らも見学に訪れるとのことでした。
茅葺の堂々とした絵馬堂
境内に茅葺の立派な絵馬堂が立っています。
架けられた絵馬を拝見すると、古い時代から遠方より、安産を祈願して参拝されたようすが伺えます。
堂々とした茅葺の絵馬堂
行政相談委員 林 秀俊委員
このような環境の中で、林委員は行政相談委員の任務を遂行されています。
「このような町ですから、相談はほとんど民事で、国や市への相談は少なく、行政相談は2割、民事が8割」とのことでした。
「民事の相談の中では、仕事のこと、障害年金、メンタルなことなどが多い事例です。
最近の相談では、郵便局の位置を変えてほしいという声が多くありました。
現在の郵便局は、車の往来が多く、高齢者にとって危険が多い」と相談されています。
定例の相談は、旧三和町役場で、民生委員や人権擁護委員と合同で相談会をもっているとのことでした。
行政相談について話される林委員
取材活動の様子
京都行政相談委員協議会 ホームページ委員会 宇治で研修会
ホームページ(HP)委員会は、いつも京都行政評価事務所の一室で開催していま すが、京都府内各地を知ろうと、各市に出かける委員会を計画しました。
第1回の研修会を、平成23年7月22日(金)宇治市で開きました。
参加者は、京都行政評価事務所田名邊賢治所長、立花佐友里業務係長、HP委員5名。
今回の研修のテーマは、「宇治茶を知ろう」と決め、宇治川の畔に建つ宇治茶会館の『匠の館』を訪ねました。
宇治上神社参拝
京阪電車「宇治」駅に午前11時に集合し、最初に匠の館に隣接する世界文化遺産・ 宇治上神社に参拝。拝殿に昇り、ご祈祷をうける。御神酒もいただきました。
引き続き、宮村徹宮司さんの案内で、境内を参観しました。
国宝本殿(平安後期)、国宝拝殿(鎌倉初期)は、建築様式から日本最古の神社建築と 言われてきましたが、最近の奈良文化財研究所による年輪年代測定の結果、1058年 〜1060年ごろ伐採されたヒノキを建材として創建されたと測定されました。
対岸の平等院が、1052年創建されたこととあわせて、宇治上神社(宇治離宮社)は、 平等院の鎮守社として創建されたのだろうと考えられています。建物も個性的です。
本殿は、3社の内殿を大きな覆屋で覆った建物で、桧皮葺5間社流造です。
拝殿は、平安時代の寝殿造りの様式をもった建物で、桁行6間・梁行3間単層切妻造。 平安の貴婦人の十二単衣の衣擦れの音が聞こえてきそうに感じられました。
それにしても、千年近く、災害にも遭わず、幾多の戦火からのがれ、火災にもあわず 貴重な文化財が、現在まで残されてきた事実は、驚くばかりです。
長い年月の、神社関係者や氏子の人々の努力のたま物と思いました。
「玉露の美味しい淹れ方」を学ぶ
次に訪ねたのが、宇治茶道場「匠の館」です。元京都府茶業会館をリニューアルした 施設で、昭和3年に建設された二階建てのクラシックな外観はそのまま活かされています。
和束町担当の行政相談委員松石三重子さんが、匠の館で宇治茶のインストラクターをさ れているので講師を依頼し、「玉露の美味しい淹れ方」を学びました。
美味しいお茶の淹れ方は、なかなか奥が深いと実感させられました。
匠の館では、そのほかいろいろなお茶の淹れ方や茶道、お茶に関することなどを学ぶこと ができる施設です。
食事会とHP委員会
続いて、近くのイタリアンレストランで食事を取りながら、HP委員会を行いました。
今日の見学会や「宇治茶学習」、今後のHP委員会の活動などについて、にぎやかに話し合 いました。
今後の京都行政相談委員協議会のHPにご期待ください。
取材活動の様子
京都行政相談委員協議会 第3回 ホームページ作成委員会
平成22年8月27日(金)、午後1:30 第3回HP委員会を京都行政評価事務所で開催。 当日は、今年6月よりスタートした「京都行政相談委員協議会」HPの内容をすべてチェックして加除訂正し、また今後の計画や内容について協議した。
1) 9月 9・10日開催される京都府下の行政相談委員地区会議で、HPがスタートしたことを報告し、
各委員に活用してもらうこと。
2) できれば、各地区からHP担当委員を選出してもらう。
3) 次回HP委員会 10月4日(月) 午後1:30 京都行政評価事務所
これからのHPの内容を検討
今までの各ページを確かめる
京都行政相談委員協議会 ホームページ作成委員会スタート
第1回HP委員会。画面を見ながら検討
今年度、協議会総会で、提案され決定した今年度の重点事業として、協議会のホームぺ―ジを開設することが決定されました。
それに伴って、ホームページ作成委員が募集されました。 経験者、未経験者、少し手なれた人など7人が集まりました。
6月21日(月)午後1:30、京都評価事務所で、第1回委員会が開かれました。
7人の委員と評価事務所矢部係長の8人がメンバーです。
リーダーは、パソコンに造詣の深い瀬田佐江子委員です。
「これからの京都協議会のホームページをどんなものにしていこうか。」を中心に相談を進めました。
第2回委員会の風景。志水次長も参加
第2回ホームページ委員会
7月12日(月)午後1:30
場所 京都評価事務所
相談内容。
瀬田委員が作成されたhomeと項目の内容について相談。
委員は、当面「トピックス」と「委員の広場」を充実させる取り組みを進めようと確認した。
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